ダダカン展と肉

最近、インド『サドゥ』の写真集を見て「同じ時代をこんな人たちが生きているなんて凄いぞ!」とコーフンしたのだけれど、この人がまた凄い!!
当時のことを書いた前衛芸術の書物を読んでも、なんだか正体不明、何者なのかよくわからないけど、とにかくトンデモない凄い人だ。
ということだけを感じてた。
そのダダカンの個展が都内二カ所同時開催!!
しかし銀座の第一会場は14日も15日も休みだったので東高円寺の第二会場に行って来た。
マンションの地下1階の狭いスペースでの展示だったけど、そりゃあもうおもしろかったです。

『ハダカ』と『男根』

前衛芸術と古代芸術。
芸術というより、もっと根っこ、男根だけに根っこ
最近読んだアラン・ダニエルーの『シヴァとデュオニソス』『ファロスの神話』、そして去年や一昨年に行った金山神社の『かなまら祭り』や高尾山の火渡りのことまでつながっていって頭の中は非常に楽しい気持ちになった。


神聖なる創造のシンボル!だけど急に目の前に出されるとビックリして笑っちゃうってのがまた楽しい。
バカバカしいのに神々しい。
『人はファロスの奴隷』という言葉がある。



その後、友達のチャンタカーにステーキおごってもらって、飯田さんも来て肉くって、ビール飲んで、非常におもしろかったです。
いつもパフォーマンスで共演したりするけど、こういなんにもない飲みというのは珍しい。