岡本太郎の視点

きょうは恵比寿の東京都写真美術館岡本太郎の写真展を見にいってきた。
他にも何度か岡本太郎の写真展には行ったことがあったけど、今回はまた良かったー!
太郎さんがパリに住んでいたころに撮った写真や、写真家の友達(写真の大御所ばかり!)の写真もあったし、縄文土器の写真に写っている土器の本物があったのも土器好き、縄文好きにはたまらんものがありました。

展示を見ていると、どこかで作品についての質問をしている声と、それに答える元気な声が聞こえました。
誰だろう?知ってる人だなあ。元気だなあ〜。挨拶してこようかな。

と思ったら、テレビ画面のなかで対談する敏子さんだった。

なんてこった!まるで生きてるみたいじゃないの。
ちょっとジーンときちゃった…

とにかくいい展覧会だった。
今年はおれも久高島にでも訪れようかなあ。

同じ会場でやっていた日本の子供60年展もヒジョ〜に気になったけど、今回は我慢!

その後、歩いてミズマアートギャラリーに行ってみたら正月休み中。

歩いて恵比寿に戻る途中でアメリカ人とカメラマンの友達に遭遇してビックリした。
そんで、新宿の世界堂で画材をたんまり買って帰りました。

あと、今読んでいる荒俣宏の『日本妖怪巡礼団』がヒジョ〜におもしろい。『土地の記憶』というキーワードは中沢新一のアースダイバーにも通じるものがあるなあ。ロマン!!
こんな本を読んで歩いていたのでなんでもない坂や地名がヒジョーにおもしろく感じる。
土地にずーっと何万年も生きる記憶。これはまさしく妖怪なのだ!