超核の神話

川崎の岡本太郎美術館にて中沢新一氏のトークを聞いてきました。
アースダイバーでガシっとハートを掴まれて、南方熊楠の本を書いていたり、水木しげると対談していたり、チベットで修行してたり、とにかく自分のツボをグサっと突かれてイッキにハマってしまったのです。
じつは土曜日にはほぼ日でのトークショーもあったのですが、それは抽選ではずれ！そしたら日曜日は無料のトークショーがしかも岡本太郎美術館でやる！ときち君から連絡が入ったので、かなり早目に行ったのでした。

太郎美術館もひさしぶり。
相変わらず岡本太郎はすげーなあ。ぜんぶライブ感スピード感まるだし！ちっくしょう、やっぱすげーじゃんか。
とタロー的に言うと歓喜！
企画展もなかなかおもしろかった、テントに入ってみる映像作品が不思議な怖さと魅力があった。
あと、カッコいいバスタブとかもよかったなあ。
次回の企画展は『ウルトラマン』らしいです。
これは見なきゃ！！

そして中沢新一トークショー。
会場はいつの間にか立ち見も出るほどの状態に。
早目にきて席取っといてよかった。

トークは熱かった！
『超核の神話』
岡本太郎の巨大壁画『明日の神話』と『太陽の塔』の話。
二面性、矛盾を同時に掴む。
生と死
対極主義
核と縄文とアバンギャルドと仏
密教の炎と核の炎と明日の神話の炎
芸術的爆発と科学的爆発
常識、良識、権威などを破壊しひっくり返す爆発
破壊したあとに新しい再生がある爆発、何も残らない爆発
岬に建つ原発
1時間半くらい、ブッ通しのトークに鳥肌まで立ってしまった。

いやあ〜やっぱおもしれえなあー！
また話が聞いてみたい。