ビルの谷間の神仏
このあいだ、神谷町の南インド料理屋『ニルワナム』に行ってきました。
しかし、早く着きすぎて近くを散策しているとお寺を発見。
流行の『ヒルズ』みたいなところに急に寺があった。
如意輪観音像が急に出現!
そして
南インド料理のランチバイキング!
うまかった!
その後、咲き始めた桜見物と腹ごなしに散歩をしていると『虎ノ門金刀比羅宮』という神社を発見。
しかも、ビルに囲まれているというか、ビルの中にそこだけスッポリ空間が空いているように神社がありました。
開発でビルが立ち並んですっかり町の情景が変わってもそこだけ聖域のように寺や神社が残っています。
さらにぶらぶら歩いていると外務省だっけか、なんとか省の近くの桜がけっこう咲いてた。
しばらく歩くと皇居に来ました。
ここも、神社や寺とおなじようにポッカリ空いた、東京の中心だ。
皇居の側から外を見ると壁のようにビルが立ち並んでいるけど、お堀の中にあるのは『森』
でも、こうゆう『穴』というか『隙間』が無くなったら東京は息が詰まって窒息しちゃうんだと思った。
こういう『聖域』には何かなにかが残っているなあ。
しかし、こういう決まった聖域でなくても、じつはそこここに『隙間』は残っていて、いろいろな見えないものが残っている。
そこ、あそこ、石ころの裏、木のうろ、レンガのすきま、鉢の裏、陰、天井裏、ビルの屋上などに息をひそめて残っている。