虫歯とダイアログ イン ザ ダーク

歯磨きには自信があり、虫歯が無い事を自慢にしていたぼくですが、なんだか最近たまに奥歯がズキズキすることが気になっていた。
ら、奥歯の側面から大穴が!
アルタミラの洞窟かそれとも富士の人穴か、むしろあぶくま洞なのか。
それで歯医者に行きました。
歯をガリガリ削って神経とりました。
ああ痛い。
さらに気になるのは、反対側の奥歯にも小さい穴が…

それはいいとして、今日は嫁ちゃんと『ダイアログ イン ザ ダーク』に行ってきました。

ダイアログ・イン・ザ・ダークとは(サイトから引用)
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ダイアログ・イン・ザ・ダークは、日常生活のさまざまな環境を織り込んだまっくらな空間を、聴覚や触覚など視覚以外の感覚を使って体験する、ワークショップ形式の展覧会です。1989年ドイツのアンドレアス・ハイネッケ博士のアイディアで生まれ、その後、ヨーロッパ中心に70都市で開催、すでに200万人が体験しています。
 参加者は、その中を普段どおりに行動することは、不可能です。そこで、目の不自由な方に案内してもらいます。案内の人の声に導かれながら、視覚の他の感覚に集中していくと、次第にそれらの感覚が豊かになり、それまで気がつかなかった世界と出会いはじめます。森を感じ、小川のせせらぎに耳を傾け、バーでドリンクを飲みながら、お互いの感想を交換することで、これまでとはすこしちがう、新しい関係が生まれるきっかけになります。
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ということで、自分の指先も見えない真っ暗闇の中で目の不自由な案内人の方に導かれ、初対面の人達と真っ暗闇を歩いて回ってきました。

暗闇では見た目や服装が関係なくなり、自分と他者の境界がサッパリ取れる。
始まる前は他人だった人達といつの間にか声を掛け合って進んで行く。
個性が消えて意識だけ漂っているみたいな不思議な体験でした。
そして何より視覚意外の感覚が鋭くなる。
最後にくらやみから出るときは寂しい感じさえあった。
まぶたの裏への冒険だったのかもしれない。

楽しかったし目からウロコの体験でした。
未体験の人にはぜひぜひオススメです!